MLBが公開した全本塁打スイング集に米ファン「これはすごい」

　米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手は5日（日本時間6日）、アストロズとのダブルヘッダー第1戦で今季15号2ランを放ち、MLB通算300号に到達した。29歳の偉業を、MLB公式も祝福。これまで放った全300発を60秒に詰め込んだ動画を公開すると、現地ファンからは「どのスイングも同じだ」「ピュアな美しさ」などと反響が寄せられている。

　ものすごい速度でトラウトがバットを振りまくっている。MLB1号からのキャリア全本塁打を60秒に詰め込んだ動画。1秒あたり5本のスピードで流れているが、驚くべきはスイングの形がほぼ同じであることだ。高低、内外角とどれも同じように踏み込み、バットを出している。この安定感が300本塁打につながっているのかもしれない。

　実際の動画を公開したMLB公式ツイッターは、文面に「トラウト全300本のホームランを60秒で見たいと思ったことある？」とつづって投稿。目の当たりにした米ファンからは驚きの反応が寄せられている。

「目と頭がチカチカするけど、これは面白い」
「これはすごい」
「どの方向にも打ってるね、すごい」
「目が回ったけど、すごくいいね」
「何度もまばたきしてしまったけど、面白かった」
「このブレないスイング！」
「どのスイングも同じだ」
「ピュアな美しさ」
「信じられない」
「トラウトほど低めを打てる選手はいない」
「偉大だ！」

　エンゼルスでの通算300本塁打は、ティム・サーモンを抜いて球団新記録。どこまで数字を伸ばすのか目が離せない。