無双状態のダルビッシュ、米メディアが粋な賛辞「彼の素晴らしさを表現する方法が…」
米大リーグのカブス・ダルビッシュ有投手が4日(日本時間5日)、本拠地カージナルス戦に先発し、7回1失点11奪三振の快投で7勝目を挙げた。5回までは完全投球と圧巻の内容で7連勝をマーク。勝利数、防御率、奪三振数でリーグ3冠に立った右腕に対し、米メディアも「彼の素晴らしさを表現する新しい方法を思いつくのがだんだん難しくなっている」と絶賛している。
7連勝でリーグ3冠の右腕を地元メディア絶賛「完全試合まであと一歩」
米大リーグのカブス・ダルビッシュ有投手が4日(日本時間5日)、本拠地カージナルス戦に先発し、7回1失点11奪三振の快投で7勝目を挙げた。5回までは完全投球と圧巻の内容で7連勝をマーク。勝利数、防御率、奪三振数でリーグ3冠に立った右腕に対し、米メディアも「彼の素晴らしさを表現する新しい方法を思いつくのがだんだん難しくなっている」と絶賛している。
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無双状態に突入した。5回までパーフェクトに抑えたダルビッシュ。安打は6回にソロ本塁打を打たれた1本のみだった。96マイル(約155キロ)を記録したツーシームでフロントドアの軌道で見逃し三振を奪うなど、11奪三振も記録。相手打線を完全に圧倒した。リーグトップの7勝目に加え、リーグトップの防御率1.44、63奪三振と“投手3冠”も射程に入れているダルビッシュ。米メディアも手放しで称えている。
地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は「過去2シーズンの9月はカブスにとってワクワクするようなものではなかった。しかし、今年のダルビッシュはカブスが心躍らせるべき存在で、9月が違ったものになる場合は彼が主な要因になるだろう」と、ここ2シーズン地区優勝を逃していた9月を盛り上げる存在として高く期待している。
粋な表現で賛辞をつづったのは、地元局「CBSスポーツ・シカゴ」だ。「クイックテイク:カブスがカージナルスを倒した試合で、ユウ・ダルビッシュがパーフェクトまであと少しまで迫る」の見出しで報じた記事では「ダルビッシュの投球により、彼の素晴らしさを表現する新しい方法を思いつくのがだんだん難しくなっている」と記し、投げるたびに凄みを増す右腕を形容する言葉を探すのがひと苦労のようだ。
記事では「ダルビッシュは金曜日に完全試合まであと一歩まで迫った」と評し、5回までパーフェクトに抑えた内容を評価。米メディアからは「サイ・ヤング賞」の声も高まっており、日本人投手として歴史的快挙を演じるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)