池江璃花子に「東京が涙した」 594日ぶりレースに米も注目「白血病から衝撃の復活」
白血病で長期休養していた競泳・池江璃花子(ルネサンス)が29日、東京都特別水泳大会(辰巳国際水泳場)の女子50メートル自由形で約1年7か月ぶりのレースに臨み、26秒32で組1着だった。米メディアでは池江の見事な復活を「白血病診断からわずか594日で衝撃の復活」と称賛している。
米専門メディアも復帰戦を報道「日本のスター、イケエが…」
白血病で長期休養していた競泳・池江璃花子(ルネサンス)が29日、東京都特別水泳大会(辰巳国際水泳場)の女子50メートル自由形で約1年7か月ぶりのレースに臨み、26秒32で組1着だった。米メディアでは池江の見事な復活を「白血病診断からわずか594日で衝撃の復活」と称賛している。
「東京が涙した。日本のスター、リカコ・イケエが白血病から衝撃の復活」と特集したのは米専門メディア「スイミングワールド」だった。
池江は昨年2月12日に白血病を公表し、闘病生活を経て同年12月に退院した。今年3月には406日ぶりにプールに入り、緊急事態宣言解除後は通院治療を続けながら練習。所属する日大水泳部がコロナ感染者を出して活動休止となったことで7月末から練習を中断したが、今月に入って再開していた。
記事では「日本のオリンピアン、リカコ・イケエの勇敢なる新章が今夜東京で幕を開けた。白血病からわずか594日、安堵と涙の夜に衝撃的な復活の泳ぎを見せた」と復活劇を絶賛。26秒32というタイムは全体5位だったが、「勇気づけられる」と評価している。
同種目で24秒21の日本記録を持ち、10月2日開幕の日本学生選手権(インカレ)個人種目の派遣標準記録26秒86の突破を今大会の目標に掲げていた池江。華麗なる復活劇は、米メディアの感動も誘っていた。
(THE ANSWER編集部)