異色キャリアの元NFL選手から日本の子どもたちへ― オンラインで“夢授業”が実現
元NFL選手でクリーブランド・ブラウンズやダラス・カウボーイズでクォーターバック(QB)として活躍したブランドン・ウィーデン氏がこのほどオンライン会議システム「Zoom」を使用して、新型コロナウイルスの影響で活動自粛期間が続くアメリカンフットボールチームの子どもたちへ向けた講演(主催・POD Corporation、協賛・エコグリーン、協力・ノジマ相模原ライズ)を開催。米国の自宅からトレーニング方法やメンタル面などのアドバイスを送った。
ウィーデン氏が米国の自宅からオンラインで講演
元NFL選手でクリーブランド・ブラウンズやダラス・カウボーイズでクォーターバック(QB)として活躍したブランドン・ウィーデン氏がこのほどオンライン会議システム「Zoom」を使用して、新型コロナウイルスの影響で活動自粛期間が続くアメリカンフットボールチームの子どもたちへ向けた講演(主催・POD Corporation、協賛・エコグリーン、協力・ノジマ相模原ライズ)を開催。米国の自宅からトレーニング方法やメンタル面などのアドバイスを送った。
現在36歳のウィーデン氏は高校卒業後、MLBドラフト1巡指名でヤンキースに入団も、怪我のため2006年シーズンで野球を引退。07年に23歳でオクラホマ州立大に入学し、スター選手として数々の学校記録を樹立。12年ドラフト1巡22位指名でブラウンズに入団、数球団を渡り歩き、2018年シーズンを最後に現役を引退した。
野球&アメリカンフットボールという二足の草鞋を履いたウィーデン氏の登場に、参加した子どもたちは興奮気味。異色のキャリアを歩んだ理由などを自ら口にすると、目を輝かせて聞き入っていた。
質問コーナーでは子どもたちから様々な問いかけが。「チームメートとどうやって仲良くすればよいか?」「遠くに投げられるフォームは?」「やる気が出ない日はどういう気持ちで練習に向かっているか?」といった質問に一つずつ丁寧に返していくウィーデン氏。「いい質問だ」「僕もそんな時があったよ」と笑顔を見せながら送る貴重なアドバイスに子どもたちも、熱心に耳を傾けていた。
子どもたちとの約1時間はあっという間に終了。コロナ禍の中でも忘れえぬ夏の思い出になったに違いない。
(THE ANSWER編集部)