「3秒の衝撃」― 男子も真っ青の“直接キックオフ弾”に騒然「衝撃的な50yループ」
海外女子サッカーで、キックオフから直接ゴールを決める珍事が発生した。昨年のルール改正から生まれた目にも止まらぬ“3秒弾”を英紙「ガーディアン」が公式Youtubeチャンネルに動画付きで紹介し、「センセーショナルなキックオフゴール」「衝撃的な50ヤード超ループ弾」と絶賛。騒然となっている。
イングランド女子選手がキックオフから直接ゴール…英メディア「なんて命中なんだ」
海外女子サッカーで、キックオフから直接ゴールを決める珍事が発生した。昨年のルール改正から生まれた目にも止まらぬ“3秒弾”を英紙「ガーディアン」が公式Youtubeチャンネルに動画付きで紹介し、「センセーショナルなキックオフゴール」「衝撃的な50ヤード超ループ弾」と絶賛。騒然となっている。
男子も真っ青の“超速弾”を決めたのは、イングランド女子のレディングMFファラ・ウィリアムズだ。
スーパーリーグ杯のアーセナル戦の後半開始目前。11人が互いのピッチに散り、主審の笛を待っていた。センターサークルに一人立っていたのがウィリアムズだった。しかし、その場所はなぜかボールのもとではなく、5メートルほど後方。そして、主審の笛が鳴ると同時に勢い良く駆け出すと、いきなり右足を振り抜いた。
放たれたボールは弧を描いてグングン加速。狙っていたのは、ゴールマウスだった。相手GKがペナルティエリア内でゴールから離れて位置していたのを見逃さなかったのだ。真っ直ぐ飛んできたボールに対し、GKは慌てて後方へ。しかし、到底ジャンプしても届かない正確な軌道を見上げるだけ。そのままゴールに吸い込まれ、ダイレクトでネットを揺らしてしまった。
一斉に沸き立つレディングの選手。対照的にアーセナルのフィールドプレーヤーは呆然と自軍ゴールを見つめるばかりだった。一連のシーンを英紙「ガーディアン」は公式Youtubeチャンネルで紹介。映像を見ると、ウィリアムズが走り出した直後、アーセナルの前線の選手が異変を察知し、手を挙げてGKに合図を出していたが、笛からわずか3秒後にゴールネットへ吸い込まれていた。