国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日開幕

　女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目、NEC軽井沢72が14日から3日間、長野・軽井沢72G北Cにて無観客で開催される。13日は練習ラウンドが行われ、勝みなみ（明治安田生命）が会見。コロナ禍で出場する20日開幕の海外メジャー・AIG全英女子オープンについても語った。

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　笑顔で会見に臨んだ。6月末の開幕戦、アース・モンダミンカップは28位。「開幕してそこで課題がわかったので、それを持ち帰って1か月半で試行錯誤しながら修正して、今週に臨みます」と右に行きがちだったショットを修正。切り返しのタイミングが早くなっていたため、バックスイングのスピードを遅くして調整した。「だいぶマシになった」と好感触のようだ。

　次週はAIG全英女子オープンに出場。コロナ禍のため、選手とキャディーしか入場できず、勝のキャディーは3季ぶりに母・久美さんが務める。帰国後は14日間の自主隔離期間が必要なため、直後の国内ツアー2試合には出られないが、出場を決めた理由を明かした。

「出られるチャンスが少ない中で出られるのは嬉しいこと。勉強してこいということだと思うので、出られると決まったら出ようと思っていた。学んで帰ってきたいと思ったので出ようと思いました。母がいるのは心強いです。母も週3回一緒にトレーニングしている。一緒に頑張ってほしい」

　今大会の初日は鈴木愛、菊地絵理香と同組。「目標は優勝したいというのがある。それに向けて何をしなければいけないのか。今回までにやってきたことを意識しながら楽しく頑張りたい」と力を込めた。アマ時代を含めて約1年3か月ぶりの通算4勝目を狙う。