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退屈な試合に「喝」!? “メッシ級”警察犬の乱入に笑撃「価値ある試合にしたMVP」

舌を出し愛らしい姿で退場…観戦したファンは興奮「なんて美しいシーンだと…」

 しかし、舌を出したまま何度もピッチを振り返り、「もう終わりなの?」とでも言いたげな哀愁が漂い、なんとも愛らしい後ろ姿で去っていった。ただ、予期せぬ“乱入”により試合は活気づいたのか試合は4-2でブルーミングが逆転勝ち。白熱の攻防が展開されたという。

 一連の様子を米地元情報誌「azcentral」は「警察犬が職務を投げ捨て、ボリビアのプロの試合を中断させる事態」とつづり、動画付きで紹介。映像では丁寧にスロー再生も導入し、躍動感あふれるランニングフォームにはため息が漏れそうだ。

 動画では「とてもプロフェッショナルとは程遠い試合内容の中、この警察犬はプロフェッショナルな警察犬として勤務中に行動に出た。彼はピッチ上で誰よりも速い存在だった。そして、人々が見るべき価値のある試合とした彼こそがMVPとなった」とユーモアたっぷりに称賛。世界でも続々と話題を呼んでいる。

 英紙「デイリー・メール」は「最後に口笛を吹いたのは犬だ !サッカーの試合を中断させる輝かしい瞬間。警察犬のシェパードがパンクしたボールを噛んで縦横無尽。選手や装甲した調教師のチェイジングもなんのその」、米紙「USAトゥデー」は「警察犬が退屈な試合でおサボりプレー」と報じるなど、各国に笑撃と称賛が波及している。

 Jリーグや日本代表の試合ではお目にかかれないだろう珍事。「ボリビアのプレミアリーグにカオスを引き起こした」と英大衆紙「サン」は紹介し、取材に対してファンは「あの犬は退屈だった試合を救ったんだ。なんて美しいシーンだと思って見ていたよ。そして、とても奇妙だったね!」とコメントしたという。彼は一夜にしてヒーローになった。

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