その足はファンを蹴るためにあるのか… 衝撃の顔面蹴り“試合前退場”に世界が騒然
欧州サッカーでサポーターに蹴りを入れ、試合前に一発退場になる前代未聞の事態が発生。日本代表DFの目の前で起きた衝撃シーンを、ブラジルのサッカー専門メディア「Doentes por Futebol」公式ツイッターが動画付きで紹介し、各国メディアが特集。「暴君カントナのよう」と報じるなど、衝撃が広がっている。
元フランス代表DFがサポーターと口論&顔面キック、各国メディア特集「暴君カントナのよう」
欧州サッカーでサポーターに蹴りを入れ、試合前に一発退場になる前代未聞の事態が発生。日本代表DFの目の前で起きた衝撃シーンを、ブラジルのサッカー専門メディア「Doentes por Futebol」公式ツイッターが動画付きで紹介し、各国メディアが特集。「暴君カントナのよう」と報じるなど、衝撃が広がっている。
その足はボールではなく、ファンを蹴るためにあるのか。サポーターに蹴り、しかも試合前に一発退場という全体未聞の事態を演じたのは、フランスリーグ1部マルセイユの元フランス代表DFパトリス・エブラだ。
2日(日本時間3日)の欧州リーグ、グループステージ第4節ヴィトーリア戦の試合前だった。ウォーミングアップ中、ゴール付近の広告看板の裏に降りてきた自チームのサポーターとエブラの口論が発生。気付いたチームメート、関係者が20以上殺到し、制止に入った。しかし、エブラは広告看板を挟む形でサポーターの顔面付近をめがけ、なんと左足でハイキック。ゴール裏付近は騒然となり、エブラは試合前にも関わらず、一発退場となった。
一連の模様を、ブラジルのサッカー専門メディア「Doentes por Futebol」公式ツイッターが動画付きで紹介。「エブラは試合が始まっていないにも関わらず退場となった。理由はオリンピック・マルセイユのサポーターへの顔面蹴りだ」とつづり、さらにマルセイユの日本代表DF酒井宏樹も止めに入り、目が点になって写り込んだ決定的瞬間の写真も掲載している。