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大谷翔平へ“外野手のススメ” 米メディアが復帰弾で提言「しばらく一刀流のスター」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マリナーズ戦に「4番・DH」でスタメン復帰し、左越えの先制3号ソロを放った。今季は5安打で3発とパワーを発揮。右屈曲回内筋群の損傷後初の打者出場でいきなり結果を出し、米メディアは「守備的にプラスな外野手になることも可能だ」などと守備に就くことを視野に入れるべきと提言している。

先制となる3号ソロを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
先制となる3号ソロを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

右肘付近故障の大谷へ、米メディアが「最も賢明に前を向く方法」を提言

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マリナーズ戦に「4番・DH」でスタメン復帰し、左越えの先制3号ソロを放った。今季は5安打で3発とパワーを発揮。右屈曲回内筋群の損傷後初の打者出場でいきなり結果を出し、米メディアは「守備的にプラスな外野手になることも可能だ」などと守備に就くことを視野に入れるべきと提言している。

 復帰1打席目でパワーを見せつけた。2回先頭で打席に立った大谷は、外角に抜けた変化球を捉えて逆方向へ。打球はレフトの頭上を越え、出場2試合ぶりの一発となった。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「エンゼルスの二刀流スターのショウヘイ・オオタニは、当面の間、一刀流のスターだ。大谷の左翼へ運ぶパワースイングはエンゼルスにとって武器であることには変わりない」と称賛している。

 同局は外野手としてのポテンシャルに注目。「投球ができないため、現在はDHとして出場しているが、オオタニにはスピード、運動量、肩の強さ(健康ならば)があり、守備的にプラスな外野手になることも可能だ」としている。

 大谷は来季以降の二刀流復活を目指している。しかし、記事では「トミー・ジョン手術を経験したことと、最近起きた悲劇を考えた時に、オオタニが将来マウンドに戻れるのかどうかを疑問に思うことは何ら不思議ではない」と言及。こう続けている。

「右腕の状態がよくなれば、オオタニは再び二刀流としてのキャリアを再開するだろう。しかし、最も賢明に前を向く方法は、毎日守備に就く野手としての潜在的な能力があることを彼自身に認識させることではないだろうか」

 大谷は日本球界で活躍していた2013年から2年間で計62試合、外野手として出場している。野手として守備に就けば6年ぶりとなるが、同局は“外野手推し”の立場をとっているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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