大谷翔平、野手起用の可能性に現地紙言及 「守備もこなす打者にするのか決断が必要」
米大リーグ・エンゼルスは3日(日本時間4日)、MRI検査を受けた大谷翔平投手が右回内屈筋群の損傷と診断されたと発表した。投球再開まで4~6週間を要する見込み。現地メディアでは打者専念の可能性も考慮したうえで、今後の起用法を模索。日本では外野手として出場していた過去も紹介している。
大谷の今後の起用法に現地紙はフォーカス
米大リーグ・エンゼルスは3日(日本時間4日)、MRI検査を受けた大谷翔平投手が右回内屈筋群の損傷と診断されたと発表した。投球再開まで4~6週間を要する見込み。現地メディアでは打者専念の可能性も考慮したうえで、今後の起用法を模索。日本では外野手として出場していた過去も紹介している。
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大谷は2日(同3日)の本拠地アストロズ戦で先発し、1回2/3、無安打5四球2失点で降板。最速156キロの直球が2回に140キロ台に低下し、右腕に違和感を訴えていた。MRI検査の結果、投球再開までは1か月以上要する見通しで、レギュラーシーズン最終戦の9月27日(同28日)の敵地ドジャース戦までのマウンド復帰は厳しいものとなりそうだ。
4日(同5日)からの敵地マリナーズ戦にはチームに同行するが、打者での起用に限定される。ロサンゼルス地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」では「エンゼルスのショウヘイ・オオタニは、最低4週間は投球できない。しかしDHなら可能だ」との見出しで大谷の今後の起用法を探っている。
「ショウヘイ・オオタニの投手としての2020年シーズンは危機に瀕している」と書き出した記事では、大谷の怪我の状況について報じている。
2年ぶりの二刀流復帰となった今季。しかし投手としてはわずか2試合に登板したところで生じたアクシデントに「エンゼルスとオオタニは長期化することも含め、ここ数日で怪我のことについて対応しなくてはいけなくなるだろう。2018年の最初の2か月に二刀流選手としての素晴らしい活躍を目撃し、再びその姿を楽しみにしていたファンにとって、残念なニュースだろう」と記している。