41歳パッキャオ、今季は試合不可能か デビュー26年目で初の危機「開催するには…」
ボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)。41歳にしてWBA世界ウェルター級王者として君臨しているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年にリングに立たない可能性が浮上している。フィリピンテレビ局「ABS CBNニュース」が報じている。
今年は試合開催のメド立たず「状況が沈静化する必要がある」
ボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)。41歳にしてWBA世界ウェルター級王者として君臨しているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年にリングに立たない可能性が浮上している。フィリピンテレビ局「ABS CBNニュース」が報じている。
新型コロナ禍は衰え知らずのレジェンドの防衛戦に大きな影響を与えている。パッキャオの運営する「MPプロモーション」のショーン・ギボンズ氏はフィリピンスポーツ記者協会のフォーラムに出席。パッキャオが今年リングに立たない可能性について質問を受けると「思うに、その可能性は存在する」と語ったという。
「みんな忘れてはいけない。試合を開催するには多くの事をクリアしないといけない。まずは我々がオファーを受けている米国かサウジアラビアにおける新型コロナの状況が急速に沈静化する必要がある」
新型コロナに関しては、米国では420万人以上、サウジアラビアでは26万人以上の感染者が報告されている現状を指摘したギボンズ氏だが、フィリピン議会の上院議員としての責務もリングに上がる際の難題となるという。