元野球選手が練習場の場外にかっ飛ばす、従業員「ネットの内側にとどめて…」

　ゴルフの本場・米国で、驚異のフォームでボールをかっ飛ばす元野球選手がSNSで話題を呼んでいる。バッティングのように左足を振り上げ、振り子のように体重移動させてスイング。練習場のネットを飛び越え、“場外弾”を放つ様子を米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式インスタグラムが取り上げ、「命中したら死んでしまう」「ちょっとどれだけ飛んでるの」「打席のアーロン・ジャッジみたいだ…」とファンを驚かせている。

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　まるで野球を見ているかのようだ。ゴルフの練習場でドライバーを構えたTシャツ姿の男性。すると、おもむろに左足を上げ、クラブの動きと合わせて振り子のように動かし、体重移動する。そして、インパクトの瞬間に足をつき、フルスイング。豪快にかっ飛ばしたボールはまっすぐに飛び、あっという間に小さくなっていった。

　どうやらネットも飛び越え、“場外弾”となった様子。後ろで見守っているスタッフとみられる男性が「ネットの内側にとどめておいてほしいよ」と苦笑いでつぶやいた。「スポーツセンター」公式インスタグラムが取り上げたのは、この男性はジェレミー・ノワクさんという人物だった。

　実は2010年にオリオールズからドラフト13巡目指名された元野球選手。現在は野球インストラクターとして活動する傍ら、ゴルフも得意なようで世界ドライブランキングに名を連ねていると、自身のインスタグラムに記している。“振り子打法”でボールをかっ飛ばす映像をたびたび投稿し、SNSで人気を集めている。

「2人の従業員は、彼にネット越えのボールを打つのをやめるよう言わなければならなかった」と紹介した「スポーツセンター」の投稿で初めて知ったファンも多いようで、コメント欄には「命中したら死んでしまう」「ちょっとどれだけ飛んでるの」「どんな道具を使ってるんだ」「ゴルフより野球をやるべき」「クレイジーだ」「打席のアーロン・ジャッジみたいだ…」「爆弾を放った」と驚きの声が相次いでいた。