自身のアート投稿SNSで最新作を公開「完成に3か月かかりました」

　フィギュアスケートのエフゲニア・メドベージェワ（ロシア）が、自身のアートを投稿するインスタグラムのアカウント「medoart2020」で制作に3か月をかけた大作を公開した。日本の和服女性を記した浮世絵風のアニメイラスト。海外ファンからは「とんでもない女性だわ」「凄く素敵!!!!!!!!」「素晴らしい作品だ！」と驚きの声が上がっている。

　メドベージェワが驚きの作品を公開した。ピンクの和服を着た日本人風の女性が2人。一人は立ち姿で扇子を持ち、もう一人は腰を下ろした姿でおしとやかな表情を見せる。2人の周りをピンクの桜が舞い、帯の柄なども細かいタッチで描かれ、浮世絵風の世界観を作り上げている。自身も日本を愛し、昨季は着物をモチーフにした衣装で演技した姿も記憶に新しい。

　投稿では「完成に3か月かかりました」とつづり、長期間をかけた作品と紹介。「別の絵画のコピーなんだけど、作者が分かったらコメントしてね！」と記しており、海外で評価の高い日本画家の森田春代氏の作品をもとに描いたとみられるが、それでも完成度は素人とは思えないものだ。

　コメント欄では「ゴージャス！　リンクの上だけでなくあらゆる面でアーティスト。とんでもない女性だわ」「凄く素敵!!!!!!!!」「凄まじい才能の持ち主」「美しい！」「精巧さが好き」「アメージング！」「wow, 素晴らしい作品だ！」「インクレディブル！」「美しいし、根気もあるね」「色彩も細かいところも美しい。ナイス」と称賛と驚きの声が上がっていた。

　メドベージェワは6月上旬にこのアカウントを開設。浅田真央さん、宮原知子らのイラストも公開するなど高い芸術性を発揮し、母国のロシアメディアでも取り上げられるなど、投稿の度に話題を呼んでいる。