「分かってほしい」 フェデラー、パリ・マスターズ欠場、次に見据える目標は?
状況を鑑みて苦渋の決断「ポイントがラファともう少し近いところにいたら…」
記事によれば、フェデラーは優勝後にこのように答えたという。盟友で世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)とのトップ争いの行方も注目を集める中、膝や背中の不安を抱える36歳のレジェンドは2012年11月以来となるNO1返り咲きよりも、コンディション調整を優先する決断を下した。
「もちろんランキングは考えている。でも(ナダルの)後ろにいるから、首位には到達できない。何が一番自分のためになるかと考えると、休んで、コンディションを整えて、挽回すること。ポイントがラファともう少し近いところにいたら、違う決定をしたと思う」
ツアーファイナルズ、そして来シーズンも輝きを放つために――。フェデラーは「休む」という勇気ある決断を下した。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer