「分かってほしい」 フェデラー、パリ・マスターズ欠場、次に見据える目標は?
男子テニスの世界ランク2位、ロジャー・フェデラー(フェデラー)はスイス室内決勝で同17位のフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)をフルセットの末に6-7、6-4、6-3の逆転勝ちで優勝を飾った。現地時間30日に開幕したBNPパリバ・マスターズの欠場を発表。11月12日からロンドンで開幕するATPファイナルズに、全身全霊を注ぐ方針を明らかにした。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「パリは諦めた」と報じている。
スイス室内で自身8度目の優勝もATPファイナルズへの準備を最優先
男子テニスの世界ランク2位、ロジャー・フェデラー(フェデラー)はスイス室内決勝で同17位のフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)をフルセットの末に6-7、6-4、6-3の逆転勝ちで優勝を飾った。現地時間30日に開幕したBNPパリバ・マスターズの欠場を発表。11月12日からロンドンで開幕するATPファイナルズに、全身全霊を注ぐ方針を明らかにした。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「パリは諦めた」と報じている。
母国スイスで行われた思い入れ深い大会で、8度目の優勝を飾ったフェデラー。キャリア95個目のタイトルを手にしたが、その代償は小さくなかった。
「バーゼルはとても大変な大会だ。僕にとっては感情的なレベルで、単なる一大会というだけではなかった。6日間で6試合こなした今は休むことが必要だ。パリの観客に対しては残念に思う。ベイシー(大会の舞台)では何年もプレーしていない。僕自身の体と健康を保つためなので、分かってほしい。ファイナルズに完全なコンディションで臨みたい。2018年に向けても、ね」