「頼むよ、MLB」 ナイター偏重の試合日程を米紙指摘「ファンを気にかけていない」
新型コロナウイルスの影響で延期が続いていた米大リーグは、今月23日(日本時間24日)に開幕することが決まった。各チーム60試合が行われる今季の日程は、試合を待ちわびた米国のファンにとって不満が残るものとなっているようだ。米メディアが報じている。
ファンの不満の声も紹介「なぜ、ほとんどの試合を夜にやる?」
新型コロナウイルスの影響で延期が続いていた米大リーグは、今月23日(日本時間24日)に開幕することが決まった。各チーム60試合が行われる今季の日程は、試合を待ちわびた米国のファンにとって不満が残るものとなっているようだ。米メディアが報じている。
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「野球ファンがMLBに不満。60試合のうち、多くがナイトゲーム」と見出しを打って報じたのは、米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」だった。記事では、平日の試合の多くがナイトゲームであることに注目。「MLBはファンのことをほとんど気にかけていないことを示してしまった」と伝えている。
なぜ平日のナイトゲームが不満を生んでいるのか。同紙は「米国では、現在も多くの人が在宅勤務を続けている。そのため、試合日程が分散されていれば彼らにとっては良き娯楽となる。また、デイゲームであれば子供たちは最後まで試合を見届けることができる」と指摘している。
開幕の7月23日、24日の2日間で15試合が行われるが、午後4時10分に行われるブレーブス対メッツ戦を除き、残りはナイトゲーム。同紙は「頼むよ、MLB」と途方に暮れた様子を記し、ツイッターに上がっていたファンの声も紹介している。
「なぜ、ほとんどの試合を夜にやる? 家にいる人は多いし、そもそも球場に行けない。何試合かは午後1時からやってくれないだろうか。MLBに良きリーダーシップを求める」
「ナイトゲームではなく、1日の中で試合を分散することでMLBにとってはファンを開拓する素晴らしい機会になる。まあ、MLB側が気づいていないのは驚きではないが……」
「子供たちは家にいる。キャンプも映画も試合にも行けないのに」
新型コロナウイルスの影響で大幅に開幕が遅れた大リーグ。ようやく野球が楽しめる環境になったかと思いきや、試合日程が思わぬ不満を生んでいるようだ。
(THE ANSWER編集部)