女王エネイブル、敗戦にも陣営が「満足」と語るワケ 「完璧なパフォーマンスだった」
競馬のG1エクリプスステークス(英サンダウンパーク・芝1990メートル)が5日に行われ、現役世界最強馬、エネイブル(牝6・英国)は2着に敗れた。圧倒的な支持に応えられず、昨秋の凱旋門賞に続く連敗となったが、管理するジョン・ゴスデン調教師は「完璧なパフォーマンスだった」とポジティブに振り返っている。豪専門メディア「レーシング.com」が報じている。
今季の始動戦は逃げたガイヤースを捕まえられず2着
競馬のG1エクリプスステークス(英サンダウンパーク・芝1990メートル)が5日に行われ、現役世界最強馬、エネイブル(牝6・英国)は2着に敗れた。圧倒的な支持に応えられず、昨秋の凱旋門賞に続く連敗となったが、管理するジョン・ゴスデン調教師は「完璧なパフォーマンスだった」とポジティブに振り返っている。豪専門メディア「レーシング.com」が報じている。
最強の女王らしい豪脚は見られなかった。道中は4、5番手でレースを進めたエネイブル。最後のストレートで追い出したが、前を行くガイヤースとの差は縮まらず。結局2馬身以上の差をつけられた2着だった。
自身のキャリアで初めての連敗。それでもゴスデン調教師は努めて前向きだった。同メディアによると、「私は彼女の走りに喜んでいる。ゴージャスなレースをした」と語っているという。
まずは「私たちはガイヤースが脅威であることを知っていたし、警戒していた。サンダウンは逃げ馬のための競馬場だった。彼は先頭に出たら、素晴らしい馬だ。誰も追いつけない。コロネーションでそれを痛感していた」とG1コロネーションカップに続くG1連勝を飾った勝ち馬を称えた。