井上尚弥らより上を強調 陥落テテ、コロナがなければ「リング誌王座に君臨していた」
昨年11月のボクシングWBO世界バンタム級王座統一戦で正規王者だったゾラニ・テテ(南アフリカ)は、暫定王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)に敗れて王座陥落した。再起戦は未定だが、新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、WBAスーパー&IBF同級王者・井上尚弥(大橋)より上にいると語っている。母国の南アフリカメディア「Sowetanlive」が報じている。
カシメロに完敗テテが主張「俺はリング誌から未だに高評価を受けている」
昨年11月のボクシングWBO世界バンタム級王座統一戦で正規王者だったゾラニ・テテ(南アフリカ)は、暫定王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)に敗れて王座陥落した。再起戦は未定だが、新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、WBAスーパー&IBF同級王者・井上尚弥(大橋)より上にいると語っている。母国の南アフリカメディア「Sowetanlive」が報じている。
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英国で行われた世界戦でカシメロに3回TKO負けし、ベルトを失ったテテ。米専門誌「ザ・リング」による階級ごとの格付けでは、バンタム級トップに井上が君臨する中、テテは6位と評価を保っている。
「正直、俺はリング誌から未だに高評価を受けていることに気がつかなかったよ。彼ら(リング誌の格付け評議会)は依然として俺のポテンシャルを見出しているのだろう。俺も再び世界チャンピオンになるために何をすべきかわかっている」
世界戦最速11秒KOを記録したテテは、リング誌の格付け評価に手応えを感じている様子。井上の優勝で幕を閉じたWBSSバンタム級大会では、ノニト・ドネア(フィリピン)との準決勝直前に負傷し、戦うことなく姿を消した。