咥えタバコで挑発→大の字KOで返り討ち… 痛恨しっぺ返しに海外笑撃「未だに笑える」
ボクシングで12年前、試合終了とほぼ同時に起きた劇的KOが海外で再脚光を浴びている。元世界3階級制覇王者シェーン・モズリー氏(米国)と、元世界2階級制覇王者リカルド・マヨルガ氏(ニカラグア)のWBAインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦。フェイスオフでマヨルガ氏がタバコを咥えて挑発した両者の試合は、モズリー氏が12回2分59秒でKO勝ち。一部始終を米メディアが動画で公開すると「クレイジーファイトだ」「未だに笑える」など反響を集めている。
フェイスオフで挑発のマヨルガ氏がKO負けするシーンを米メディアが公開
ボクシングで12年前、試合終了とほぼ同時に起きた劇的KOが海外で再脚光を浴びている。元世界3階級制覇王者シェーン・モズリー氏(米国)と、元世界2階級制覇王者リカルド・マヨルガ氏(ニカラグア)のWBAインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦。フェイスオフでマヨルガ氏がタバコを咥えて挑発した両者の試合は、モズリー氏が12回2分59秒でKO勝ち。一部始終を米メディアが動画で公開すると「クレイジーファイトだ」「未だに笑える」など反響を集めている。
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フェイスオフから荒れた。2008年9月、傲慢無礼な行動で知られるマヨルガは、なんと火のついたタバコを咥えて現れた。顔を近づけたモズリーは煙たがる。続けて嫌がらせのように煙を吐き出したマヨルガだったが、咥えていた1本を手で払いのけられると逆上。モズリーの胸を小突いて険悪な雰囲気となった。
その後に行われた試合は劇的KOで幕を閉じる。12回、残り20秒過ぎでモズリーの左右のフックを受けてマヨルガはダウン。膝をつきながら何とか立ち上がったが、直後に強烈左フックをまともに顎に食らった。大の字に倒れ、試合終了とほぼ同時にレフェリーがKOを宣告した。
挑発していたマヨルガをモズリーが返り討ちにした一部始終を、スポーツチャンネル「DAZN USA」公式インスタグラムが動画で公開。文面に「モズリーとマヨルガの戦いは全て備わっていた 記者会見でのフェイスオフでタバコ モズリーによる、文字通りの残り数秒でのKO」とつづって投稿した。
動画は再生18万回を突破。コメント欄には「これは歴史に残る試合だ」「子供みたいだ」「満足度の高い映像」「クレイジーファイトだった」「未だに笑える」「モズリーの素晴らしい一撃」「良いライバル関係」「2020年のボクシング界はマヨルガのような選手が必要だ!」など、当時を懐かしむ海外ファンのコメントであふれていた。
なお、両者は2015年にスーパーウェルター級12回戦で再戦予定だったが、7.4ポンド(約3.3キロ)の体重超過を犯したマヨルガに、モズリーが6回KO勝ちを収めている。
(THE ANSWER編集部)