プレーオフ進出目指すウィザーズに痛手 3P名手ベルターンズが残りシーズン欠場へ
米プロバスケットボール(NBA)・ウィザーズのデイビズ・ベルターンズが今季残りの試合に参加しない意向であることが明らかとなった。米スポーツ専門局「ESPN」が伝えている。
今季終了後にFAとなるベルターンズが怪我のリスクを回避
米プロバスケットボール(NBA)・ウィザーズのデイビズ・ベルターンズが今季残りの試合に参加しない意向であることが明らかとなった。米スポーツ専門局「ESPN」が伝えている。
米フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの敷地内で、7月30日から22チームでシーズンを再開することが決まったNBA。今季終了後にフリーエージェント(FA)となる27歳のベルターンズは、怪我のリスクを避けために残りの試合に参加しないという。
今季ここまで、1試合平均29分間の出場で15.4得点、4.5リバウント、1.7アシストの成績を残していたベルターンズ。特にトレードマークの3Pシュートでは、成功確率42.4%をマークするなど、印象的な活躍を披露。最優秀躍進選手賞(MIP)の候補と目されており、FAでは高額契約ゲットを目指している。ウィザーズはベルターンズの決断を支持しているようで、今季終了後にFAでベルターンズとの再契約を目指すそうだ。
ベルターンズとのプレーについて、以前八村が「フロアもすごい広がるので、インサイドをもっと攻めやすくなる」と話していたように、ベルターンズは今季のウィザーズオフェンスにおいて、重要な役割を担っていただけに、欠場はチームにとって痛手となりそうだ。
米スポーツ専門局「ESPN」のエイドリアン・ウォジャナオウスキ記者のツイッターによると、トレイルブレイザーズのトレバー・アリーザも今季残りの試合を欠場する意向を示している。レイカーズのドワイト・ハワードやネッツのカイリー・アービングもシーズン再開に否定的な考えを示すなど、今後さらに多くの選手が不参加を表明する可能性もある。選手がチームに対し残りのシーズンの欠場を伝えなければいけない期限は、現地時間24日までとなっている。
(THE ANSWER編集部)