八村塁らウィザーズの選手が市内デモ行進 奴隷解放記念日に反人種差別訴え
米プロバスケットボール(NBA)・ウィザーズの選手たちは19日(日本時間20日)、米国の奴隷解放記念日に合わせ、人種差別撲滅を訴えるデモ行進を行った。チームの公式ツイッターがその様子を伝えている。
「正義なくして平和なし」と声を上げながら約3キロを行進
米プロバスケットボール(NBA)・ウィザーズの選手たちは19日(日本時間20日)、米国の奴隷解放記念日に合わせ、人種差別撲滅を訴えるデモ行進を行った。チームの公式ツイッターがその様子を伝えている。
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今回のデモには、ワシントンD.Cを本拠地とする、米女子プロバスケットボール(WNBA)・ミスティックスの選手も参加。選手たちは「BLACK LIVES MATTER」と胸に書かれた黒いTシャツをまとい、キャピタル・ワン・アリーナからマーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑までの約3キロを行進した。
ウィザーズの公式ツイッターが公開した動画には、「TOGETHER WE STAND」と書かれた横断幕を持って、ブラッドリー・ビールやジョン・ウォールらとともに先頭を歩く八村の姿も映されている。選手たちは「正義なくして平和なし」とシュプレヒコールを上げながら行進。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑では、拳を突き上げ、ビールの合図とともに「団結しよう」と全員で声をそろえた。
6月19日は、米国で“ジューンティーンス”と呼ばれる奴隷解放記念日。1865年6月19日に北軍の将軍がテキサス州で、すべての奴隷解放を告げたことに由来する。アメリカのどの州でも共通して休みとなる連邦祝日ではないものの、NBAのホークスやブルズは今年からこの日を会社の休日に制定することを発表した。
(THE ANSWER編集部)