23歳の新星日系ゴルファーは「世界最高の1人」 モリカワの“ウッズ超え”に米期待
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの「チャールズシュワブ・チャレンジ」が14日(日本時間15日)、米テキサス州・コロニアルCCで行われ、コリン・モリカワ(米国)とのプレーオフを制したダニエル・バーガー(米国)が優勝した。プレーオフで敗れたものの、優勝まであと一歩のところまで迫った23歳の新星モリカワに、米メディアの注目が集まっている。
「彼の世界ランクよりも、すでにずっといい選手」と米記者称賛
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの「チャールズシュワブ・チャレンジ」が14日(日本時間15日)、米テキサス州・コロニアルCCで行われ、コリン・モリカワ(米国)とのプレーオフを制したダニエル・バーガー(米国)が優勝した。プレーオフで敗れたものの、優勝まであと一歩のところまで迫った23歳の新星モリカワに、米メディアの注目が集まっている。
ミリ単位の正確性が勝敗を分けた。通算15アンダーで、バーガーとのプレーオフに突入したモリカワ。その1ホール目、約1メートルの距離からのモリカワのパーパットが、わずかに外れボギーに。パーとしたバーガーに惜しくも及ばず優勝はならなかった。
米スポーツ専門局「ESPN」は、「PGAツアー再開から何を学んだか」と題して記事を掲載。4名の識者が今大会を振り返り、「2020年の残りの日程で注目すべき選手」にモリカワの名前があげられた。
ボブ・ヘイリング記者は、「ダニエル・バーガーとのプレーオフでのパットミスは、心を痛めるだろう。しかしモリカワのプロキャリアは、21大会連続予選通過という素晴らしいスタートを切っており、1勝と2位を記録している。彼は勝てなかったが、彼の27位という世界ランクよりもすでにずっといい選手のように見える」とモリカワの安定感を称賛した。