村田諒太は「単純に強すぎた」 エンダムの母国も衝撃 完敗は「極めて妥当だ」
「今回は至高の戴冠式を許した」と紹介…新王者誕生の結末は「極めて妥当」
地元紙「ル・フィガロ」電子版は「ハッサン・エンダムはリョウタ・ムラタに驚かされる」と特集。「フランス人はWBAタイトルを日本人に奪われた。東京での日曜日、彼には単純に強すぎた」と村田の強さを認めている。
一方、スポーツ紙「レキップ」電子版も速報している。
記事では、村田の圧倒的な力の前に、防戦一方となったエンダムの苦境について「彼(エンダム)はライバルのペースについていけなかった」「5ラウンドから王者にはもはや、武器は残されていなかった。しばしロープに追い込まれた」と紹介。そして、村田は念願の世界チャンピオンに輝いた。
「彼(エンダム)はタオルを投げることを決断した。リョウタ・ムラタに対し、今回は完全にふさわしい至高の戴冠式を許した」
このように新王者誕生を紹介し、村田勝利の結末を「極めて妥当」と報じていた。大注目を集めたリベンジマッチ。エンダムの母国メディアですら認めざるを得ない、村田の完勝劇だった。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer