ナゲッツの幹部も称賛「彼の腹筋を初めて見た」

　7月31日の再開が決定した米プロバスケットボール（NBA）。参加するチームが再始動する中、ナゲッツのセンター、ニコラ・ヨキッチのスリムになった姿が話題に。米スポーツサイト「Ballislife.com」の公式ツイッターが画像を公開している。

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　213センチ、130キロの巨漢が一転、見違えるほどスリムになった。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」が「ナゲッツのオールスター、ニコラ・ヨキッチが大減量して現れる。しかしこれは彼にとって良いことなのか？」と題した記事によると、ヨキッチは母国セルビアのベオグラードで11日（日本時間12日）に行われたと思われるイベントに姿を見せ、その減量した姿を披露したという。

「Ballislife.com」の公式ツイッターは、ナゲッツのユニフォームを着てインタビューに答える、シーズン中断前のヨキッチと、ベオグラードでのイベントに参加した際のヨキッチの画像を左右に並べて公開。これにはファンも驚きを隠せなかった様子で、「痩せすぎ」「本当にヨキッチ!?」「KP（クリスタプス・ポルジンギス）みたい」「違和感（笑）」「3か月で何があったんだ??」「げっそり体重落としたようだな(笑)」「ウソだろ!!」といったコメントが相次いだ。

　ヨキッチの変貌ぶりに驚いたのはファンだけではない。「CBSスポーツ」の同記事によると、ナゲッツのバスケットボール運営部門のティム・コネリー代表は、先日地元ラジオに出演した際に、ヨキッチから写真が送られてきたことを告白。「彼は素晴らしい状態にある。シャツを着ていない写真が送られてきたんだけれど、腹筋があった。彼の腹筋は初めて見たよ」と話していたという。

　巨漢を巧みに利用しながら、司令塔としてナゲッツの攻撃を操るそのユニークなスタイルで、リーグ屈指のセンターとして活躍するヨキッチ。「CBSスポーツ」は同記事の中で、過去にケビン・ラブは減量したことでパフォーマンスが低下、反対にマルク・ガソルは減量したことで調子が上向いたことを紹介。ヨキッチの減量がプラスに働く保証はないと、冷静な見解も示している。

　現在西カンファレンス3位につけるナゲッツにとって、昨季カンファレンスセミファイナルで敗れた雪辱を果たすためには、頼れるエースの活躍は必要不可欠。スリムになったヨキッチへの期待が高まる。