【20日の戦力動向】「松坂世代」がまた一人…伝統の背番号「5」ら名脇役2人が任意引退
日本野球機構(NPB)は20日、西武の上本達之捕手、鬼崎裕司内野手を任意引退選手として公示した。ともに今月6日に球団から戦力外通告を受けていた。
西武・上本、鬼崎の2選手が任意引退選手で公示、長年チームを支えた名脇役
日本野球機構(NPB)は20日、西武の上本達之捕手、鬼崎裕司内野手を任意引退選手として公示した。ともに今月6日に球団から戦力外通告を受けていた。
上本は協和発酵から2002年ドラフト6位で西武入団。10年には自己最多91試合に出場し、サヨナラ3ランを放った。近年はアニメ「キン肉マン」の主題歌を出囃子に起用し、ファンに親しまれていたが、「松坂世代」で36歳を迎えたプロ15年目の今オフに戦力外となっていた。
鬼崎は富士重工からドラフト3位でヤクルト入団し、11年途中にトレードで西武移籍。13年には自己最多105試合に出場し、昨季から辻発彦(現監督)、和田一浩ら名選手が着けた伝統の背番号5に変更したが、今オフに戦力外通告を受けていた。ともに長年に渡ってチームを支えてきた名脇役だった。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer