韓国プロ野球、無観客スタンドにぬいぐるみ キュートな光景に米注目「より魅力的に」
日本のプロ野球(NPB)に先駆けて開幕した韓国プロ野球(KBO)。無観客で試合が行われているが、客の代わりにスタンドを埋めたぬいぐるみたちのキュートな光景に米メディアは注目を寄せている。
ハンファの本拠地での光景を米報道「ファンの代わりに…」
日本のプロ野球(NPB)に先駆けて開幕した韓国プロ野球(KBO)。無観客で試合が行われているが、客の代わりにスタンドを埋めたぬいぐるみたちのキュートな光景に米メディアは注目を寄せている。
ハンファの本拠地イーグルスパークのスタンドを彩ったのは、なんとぬいぐるみだった。観客のようにして席の上にちょこんと置かれた、色も大きさも様々なぬいぐるみが並ぶ光景は、どこかテーマパークのようだ。
「KBOのハンファ・イーグルスのスタンドではファンの代わりに、ぬいぐるみが置かれている」と注目を寄せているのは、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」だった。
世界に先駆けて開幕したKBOについて、「しかし実際にはまだ新型コロナウイルスの感染拡大を最小限にするための制限が存在し、スポーツイベントが開催されながらもファンがこれらの試合を観戦することは許されていないのだ」と無観客を余儀なくされている現状を伝えている。
だが一方では球団の取り組みにも注目。「空いている観客席が少し寂しく感じてしまうため、いくつかのチームでは人間の代わりに、代替のものを置いている。そしてハンファ・イーグルスが示したようにぬいぐるみを置くとスタンドがより魅力的になるようだ」と続けている。
また記事では、観客席にラブドールを置いたFCソウルの謝罪騒動にも触れている。
6月19日の開幕が決まったNPBも当面は無観客で実施される。もしかしたら遊び心のあるような何かが置かれるかも? スタンドの様子にも注目してみたい。
(THE ANSWER編集部)