リラード、今季欠場を示唆と米報道 シーズン再開でも「POのチャンス無いと出ない」
米プロバスケットボール(NBA)は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けシーズン中断中だが、トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは26日(日本時間27日)、米メディアのインタビューに対して、シーズンが再開されたとしてもプレーしない可能性を示唆したようだ。
トレイルブレイザーズはプレーオフ圏内のグリズリーズと3.5ゲーム差
米プロバスケットボール(NBA)は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けシーズン中断中だが、トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは26日(日本時間27日)、米メディアのインタビューに対して、シーズンが再開されたとしてもプレーしない可能性を示唆したようだ。
リーグ屈指のポイントガード(PG)がプレーする姿は、再開後見られないかもしれない。4度のオールスター出場、オールNBA1stチーム選出1回の経験を持つリラードは米ヤフースポーツの電話インタビューに対し、チームのプレーオフ進出の可能性が低いことを理由に、今季はプレーしないことをほのめかしているという。
「もしもシーズンが再開されて、彼ら(リーグ)が“レギュラーシーズンを終えるために数試合プレーする”とし、意味のない試合を我々にプレーさせ、プレーオフに進出する真のチャンスがないのであれば、チームには同行する。チームの一員だからね。でも試合には出ない。今言っておくよ」
このように話したというリラード。29勝37敗のトレイルブレイザーズは、現在西カンファレンスで9位につけ、プレーオフ圏内のグリズリーズとは3.5ゲーム差がある。シーズン再開に向けて動いているとはいえ、放映権の関係で各チームは合計試合数が70になるまでプレーする、そもそも全チームが参加するわけではないなど、様々なオプションを考慮している最中で、どのようなフォーマットで行うかまでは現状明らかとなっていない。
70試合のレギュラーシーズンになった場合は、トレイルブレイザーズの残りの試合数が4となるため、リラードが話した通りプレーオフ進出の可能性は極めて低くなる。チームや選手によって、シーズン再開へのモチベーションは異なりそうだ。
(THE ANSWER編集部)