イチロー、輝かしいキャリアの裏に苦い過去 「救ってくれた」存在とは
MLB通算3000安打が目前にまで迫っているマイアミ・マーリンズのイチロー外野手。同選手が金字塔を前に、米メディアに対して「好きなチームメイト」3選手の名前を挙げている。
イチローが米メディアに語った元同僚3選手の存在
MLB通算3000安打が目前にまで迫っているマイアミ・マーリンズのイチロー外野手。同選手が金字塔を前に、米メディアに対して「好きなチームメイト」3選手の名前を挙げている。その裏には、孤高の天才が味わってきた密かな苦しみがあったようだ。アメリカのスポーツ専門テレビ局ESPN電子版が伝えている。
今回の特集の中で様々な質問に答えたイチローは「好きなチームメートは誰ですか?」との問いにこう答えている。
「僕を本当に救い、助けてくれた選手はケン・グリフィー・ジュニアとマイク・スウィーニー、ラウル・イバニェスですね」
現役時代、マリナーズなどで活躍したケン・グリフィー・ジュニアは1997年にMVPに輝き、本塁打王4度、打点王1度など数々の偉業を残した。通算打率.284、630本塁打、1836打点の好成績をマーク。2016年に全米野球記者協会(BBWAA)選出のアメリア野球殿堂に史上最高の得票率となる99.3パーセントの支持を集めて選出された英雄だ。2001年から12年途中までマリナーズでプレーしたイチローは同氏に対する敬意を常々公言してきた。