世界最速開幕の韓国ツアー、初Vの20歳がゴム手袋着用のままトロフィー受け取り

　新型コロナウイルスによる大会中止期間を乗り越えた女子ゴルフの韓国ツアーが世界に先駆けて開幕し、メジャー・KLPGA選手権（レイクウッドCC）が17日まで行われた。プロ3年目の朴ヒョンギョンが通算17アンダーで涙の初優勝。ビニール製の手袋を着用したまま優勝トロフィーを掲げる“歓喜のキスショット”をインスタグラムに公開すると、20歳の新ヒロインに「ヒョンギョン可愛い」などと反響が集まっている。

　20歳が初々しく喜びを表現した。恒例の写真撮影。黒のウェアにキャップを被ったポニーテールの朴は、銀色に輝く優勝トロフィーを掲げている。そして目を閉じてそっとキス。2枚目の画像でも優勝者の赤ジャケットを着てトロフィーにキスをするシーンを公開している。2枚ともビニール製の白い手袋を付けていた。

　文面ではスポンサーなどへの感謝の思いをつづっている。新ヒロインの美しい横顔を切り取った画像に対し、コメント欄には国外ファンから「君は素晴らしかった！！！」「最高のパフォーマンスだったよ」「君の思い出に残る勝利に祝福を!!」と反響が集まり、韓国ファンからも「これからもずっと良い姿を見せてください」「ヒョンギョン可愛い」「流す涙で、それまでの努力を知ることができました」「この優勝をステップに突き進んでください」とエールの声が相次いでいる。

　世界に先駆けて開幕した韓国ツアー。米ツアーも中断中のため、世界ランク上位を占める韓国のトップ選手が集結する大会となったが、制したのはツアー未勝利の20歳だった。