前田健太、“リリーバー”の価値に脚光 米メディア称賛「シャットダウン・トリオ」
モロー、守護神ジャンセンと鉄壁の救援トリオを形成
記事では、前田の球速データを紹介。今季レギュラーシーズンのファストボールの平均球速は91.96マイル(約148キロ)だったが、PSでは95マイル(約153キロ)までアップしているという。球威を増した速球に加え、スライダーなど変化球の切れ味も抜群で、圧倒的な投球でリリーバーとして評価を高めている。
「前田とブランドン・モロー、そして、クローザーのケリー・ジャンセンとともに、ドジャースは今やブルペンに“シャットダウン・トリオ”を手にしている。彼らの対戦相手(カブス)のリリーフ陣はウェイド・デービス以外、壊滅状態なのに」
「ザ・リンガー」は、上原浩治投手を体調不良で欠くなど失点が続くカブスのリリーフ陣と比較し、ドジャースの救援トリオの鉄壁ぶりを称賛している。
この日は延長戦突入に備えていた前田に登板機会は訪れなかったが、モローとジャンセンはきっちりと無失点で仕事をこなした。牙城を築く“シャットダウン・トリオ”の一角として、「マエケン株」がアメリカでさらなる急騰を見せている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer