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前田健太、“リリーバー”の価値に脚光 米メディア称賛「シャットダウン・トリオ」

米大リーグのドジャース・前田健太投手は、ポストシーズン(PS)では先発からリリーフに配置転換となった。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第2戦から3試合連続で登板し、3イニングで打者9人を凡退に打ち取る“パーフェクトリリーフ”を披露。米メディアはポストシーズン無傷の5連勝中のドジャースで前田、守護神ケンリー・ジャンセン投手ら最強ブルペンを「シャットダウン・トリオ」と命名している。

リーグ優勝決定シリーズ第2戦、延長戦突入に備えるもサヨナラ勝ちで出番は訪れず

 米大リーグのドジャース・前田健太投手は、ポストシーズン(PS)では先発からリリーフに配置転換となった。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第2戦から3試合連続で登板し、3イニングで打者9人を凡退に打ち取る“パーフェクトリリーフ”を披露。米メディアはポストシーズン無傷の5連勝中のドジャースで前田、守護神ケンリー・ジャンセン投手ら最強ブルペンを「シャットダウン・トリオ」と命名している。

 15日(日本時間16日)に行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦、前田に出番はやってこなかった。1-1で迎えた9回裏、2死二、三塁の場面でドジャースの主砲ジャスティン・ターナーが劇的な決勝3ランを放った瞬間、前田は10回表の出番に備えて、ドジャースタジアムのブルペンで肩を温めていた。

 サヨナラ勝ちに、ホームベース上で歓喜の雄叫びを上げるダルビッシュ有投手ら同僚が繰り広げる“祝祭”には間に合わなかったが、前田の評価はアメリカで急上昇している。

 米ニュースメディア「ザ・リンガー」は、「9月末にブルペンに加わると、ファストボールの球速を時速3マイルも上昇させた。彼は今や、ポストシーズンで対戦した打者9人を全員打ち取っているのだ。4三振を奪い、(球数の)4分の3がストライクだ。そして、土曜日の試合も含めて2勝を手にしている」と報じている。

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