【名珍場面特別編】池江璃花子へ、表彰台3人の“手のひらエール”に世界が感動「涙を流したいですか?」
ショーストロムが翌日に語った舞台裏「みんなで同意しました」
カナダ放送局「CBC」公式ツイッターは「涙を流したいですか? 100メートルバタフライの表彰台が(2019年)2月に白血病と診断された19歳の日本人スイマー、リカコ・イケエへ捧げられた」、中国英字紙「グローバル・タイムズ」公式ツイッターも「メダリストたちが自分たちのメダルを通して白血病と戦う19歳の日本人スター、リカコ・イケエへ支援のメッセージを送る」とつづっていた。
そして、大会を主催する国際水連(FINA)公式インスタグラムは「たくさんの愛。女子100メートルバタフライの表彰式で、リカコ・イケエを支援する素敵なメッセージが送られた」と実際のシーンの画像とともに紹介していた。池江もストーリー機能を使って、英語で「thank you(ありがとう)」「love you guys(みんな大好き)」と感謝を示していた。
表彰式の翌日、ショーストロムは「彼女のことを思っていると伝えたかったんです。そしてメッセージを送りました。表彰台の後ろで、メッセージを送るべきだと、みんなで同意しました」と舞台裏を明かした上で「彼女の回復が順調にいくことを願っています」とエールを送り、改めて池江に対する思いを伝えていた。
闘病前は東京五輪を目指していた池江は、昨年12月に退院したことを自身のSNSで報告し、2024年パリ五輪でのメダル獲得を目指すと明かしていた。今月9日には特集番組「NHKスペシャル」で、治療を受けたりリハビリに励む場面、406日ぶりのプールに入ったシーンなどが放送されていた。
番組は大きな反響を呼び、池江も放送後に自身のツイッターで「番組見て頂きありがとうございました。いつか皆さんに試合会場で、戻って来た自分をお見せ出来るよう、頑張ります!」とつづっていた。
(THE ANSWER編集部)