ジョーダン氏が4番目のナゼ “因縁”ピストンズの名PGが「最高の対戦相手5傑」を告白
バスケットボール界の“神様”マイケル・ジョーダン氏ら1997-98年のブルズに迫ったドキュメンタリーシリーズ「マイケル・ジョーダン ラストダンス」は米スポーツ専門局「ESPN」で配信中。現地で大きな盛り上がりを見せているが、同氏と現役時代に火花を散らした元ピストンズの名PGアイザイア・トーマス氏が、最高の対戦相手トップ5を米メディアに告白。ジョーダン氏を4位に選出している。
1位にはカリーム・アブドゥル=ジャバーを選出
バスケットボール界の“神様”マイケル・ジョーダン氏ら1997-98年のブルズに迫ったドキュメンタリーシリーズ「マイケル・ジョーダン ラストダンス」は米スポーツ専門局「ESPN」で配信中。現地で大きな盛り上がりを見せているが、同氏と現役時代に火花を散らした元ピストンズの名PGアイザイア・トーマス氏が、最高の対戦相手トップ5を米メディアに告白。ジョーダン氏を4位に選出している。
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現役時代の因縁はいまだ消えていないようだ。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のインタビューに答えたトーマス氏。2度の優勝、12度のオールスター出場、3度のオールNBA1stチーム選出を誇るピストンズのレジェンドは、対戦した選手の中で最高の5人は誰か聞かれ、1位にカリーム・アブドゥル=ジャバー氏、2位にラリー・バード氏、3位にマジック・ジョンソン氏、そして同時代にしのぎを削ったジョーダン氏を4位に選出。5位には“Dr.J”ことジュリアス・アービング氏をあげた。
ジョーダン氏以外に名前が挙がった4人がバスケ界に燦然と輝く選手であることに間違いはない。とは言え、歴代最高の選手との呼び声高い“神様”ジョーダン氏を4位にしたことには、少々の驚きもあるかもしれない。しかし彼らの歴史を振り返れば、トーマス氏のランキングも腑に落ちる。
トーマス氏のピストンズとジョーダン氏のブルズは1980年代後半から90年代前半にライバルとして、東カンファレンスで火花を散らした。ファウルもいとわないフィジカルなディフェンスで“バッド・ボーイズ”の異名で知られたピストンズは、89年と90年に連覇を果たすなど、ブルズのファイナル進出への障壁であり続けた。ついにブルズがピストンズを下し、ファイナル進出を決めた91年の東カンファレンス決勝では、ピストンズの選手たちが試合後にブルズの選手たちとの握手を拒否する事件も起きており、その因縁は根深い。
ジョーダン氏も「ラストダンス」の中でピストンズのことは「未だに嫌いだ」と話し、トーマス氏を「クソ野郎」と表現するなど、未だに犬猿の仲にあると言ってよさそうだ。
(THE ANSWER編集部)