ジョコビッチ、リオ五輪へ意欲 懸念されるジカ熱にも不安の色見せず
今年5月の全仏オープンで四大大会4連勝、そしてキャリアにおけるグランドスラム全制覇を成し遂げるなど、ここ近年のジョコビッチの強さは際立っている。そんな世界ナンバーワンプレーヤーはリオ五輪でも金メダルを目指している。
「私の決断はオリンピックへ出場するということ」
男子テニスの絶対王者として君臨するノバク・ジョコビッチは現地時間27日、ATPツアーのロジャーズ・カップ2回戦に登場し、ジル・ミュラーを下して3回戦進出を果たした。今季の全豪と全仏を制した世界ランク1位のジョコビッチは来月の五輪に向けてのモチベーションも高く、現地で懸念されるジカ熱についても「安全だ」と考えているようだ。
この日が大会初戦となったジョコビッチはG・ミュラーと対戦。33歳のベテラン、ミュラーの抵抗にあったものの第1セットを7-5、第2セットは7-6のタイブレークとなりながらも7-3と勝負強さを見せ、ストレートで3回戦へと駒を進めた。
今年5月の全仏オープンで四大大会4連勝、そしてキャリアにおけるグランドスラム全制覇を成し遂げるなど、ここ近年のジョコビッチの強さは際立っている。そんな世界ナンバーワンプレーヤーはリオ五輪でも金メダルを目指している。米放送局「FOX SPORTS」はジョコビッチのコメントを以下のように紹介している。
「より多くの情報を手に入れてきた上で、私の決断はオリンピックへ出場するということだ。私が得た情報によると、現在は伝えられているほど危険ではないようだからね」