【名珍場面特別編】こんなKO劇見たことない!? 一撃失神の「11秒の衝撃」に海外騒然「獣のようなKO」
失神ゴニャは酸素マスク投入…海外メディア「衝撃的な世界新記録樹立」
衝撃のシーンを「レキップ・チャンネル」は「ゾラニ・テテがシボニソ・ゴニャに迅速なKO勝ち」と公式ツイッターに動画付きで紹介した。映像を見ると、この日最初のパンチでマットに沈め、コーナーに戻って試合終了を聞いたテテは汗すらかかず、涼しげな表情。リングに飛び込み、抱擁を交わした陣営の方がむしろ大興奮だった。
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世界タイトル戦史上最速となる11秒KO勝ちに、衝撃が広がった。試合が行われた英国のミラー紙は「ゾラニ・テテが衝撃的な11秒KOで世界新記録樹立」と特集し、「ゾラニ・テテの衝撃的ショットでゴニャはピクリとも動かなくなり、自分の足で戻ることなく、リング内で医学的治療を受けることになった。酸素マスクも必要な状態だった」と生々しくつづっている。
米専門サイト「ボクシングシーン.com」は「ゾラニ・テテによる獣のような11秒のKO劇」、放送局「CBSスポーツ」も「あるボクサーが試合開始11秒での最初のパンチで対戦相手を失神させるKO」と報道。試合後、テテは「正方形のリングの中に立ち、与えられた仕事をしたまでさ」と自身のインスタグラムでクールに振り返っていた。
大きな話題を打ち立てたテテは、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)のライバルとしても注目されたが、正規王者として臨んだ昨年11月30日(日本時間12月1日)のWBO世界バンタム級王座統一戦(英バーミンガム)で暫定王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)に屈辱の3回TKO負け。王座陥落した。
(THE ANSWER編集部)