大坂なおみ、元世界女王ビーナスに大金星 女子テニス協会も絶賛「キャリア最高の勝利」
女子テニスの香港オープンは11日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク64位の大坂なおみ(日清食品)が元世界女王で同5位のビーナス・ウィリアムズ(米国)を7-5、6-2で下し、ベスト8進出を決めた。WTA(女子テニス協会)も「キャリア最高の勝利」「香港でビーナスに衝撃を与えた」と称えている。
香港オープン2回戦…世界ランク5位相手に「衝撃を与える」ストレート勝ち
女子テニスの香港オープンは11日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク64位の大坂なおみ(日清食品)が元世界女王で同5位のビーナス・ウィリアムズ(米国)を7-5、6-2で下し、ベスト8進出を決めた。WTA(女子テニス協会)も「キャリア最高の勝利」「香港でビーナスに衝撃を与えた」と称えている。
まさに大金星だった。
大坂は先にリードを許す展開となったが、4-5で迎えた第10ゲームにブレークバックすると、その後の2ゲームもモノにして第1セットを先取した。流れを掴んだ19歳は、強烈なリターンエースを決めるなどその後も3度のブレークに成功して8ゲームを連取。第2ゲームも6-2と圧倒し、鮮やかなストレート勝ちを収めた。
WTA(女子テニス協会)公式ツイッターは、「ナオミ・オオサカは香港テニスオープンでビーナス・ウィリアムズを破ってキャリア最高の勝利を挙げた」と1時間25分の“快勝劇”を動画付きで速報。公式サイトでも「私は本当に良いプレーをしなければならなかった」という大坂のコメントを紹介するとともに、「オオサカが香港でビーナスに衝撃を与える」と報じた。
大坂は今年のウィンブルドン3回戦でビーナスにストレート負けを喫していたが、見事にリベンジを果たした。準々決勝はアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)と対戦する。