外出制限であり得ない練習 UFC選手の“対戦相手”に米仰天「子供はマネしないように」
新型コロナウイルスで世界中のスポーツイベントが延期や中止となる中、外出制限下のアスリートたちは様々な工夫を凝らしてトレーニングを続けている。米国最大の総合格闘技「UFC」の選手は、まさかの“スパーリングパートナー”と行う珍トレーニングの画像と動画をインスタグラムで公開。米メディアが注目している。
こんな相手に勝てるのか、ロシアのUFC選手が動物と“スパーリング”
新型コロナウイルスで世界中のスポーツイベントが延期や中止となる中、外出制限下のアスリートたちは様々な工夫を凝らしてトレーニングを続けている。米国最大の総合格闘技「UFC」の選手は、まさかの“スパーリングパートナー”と行う珍トレーニングの画像と動画をインスタグラムで公開。米メディアが注目している。
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ちょっと野蛮な練習だ。屋外の広い野原で身構える一人の格闘家。いつ試合が決まってもいいように準備をしておく。ただ、目の前に対峙しているのは人間ではない。同じくらいの背丈だが、相手には大きな2本の角がある。ヤギだ。後ろ足で立ち上がり、選手と向かい合っている。
驚くべき練習を披露したのは、ロシアのザビット・マゴメドシャリポフだった。インスタグラムにヤギと“スパーリング”をする画像と動画を公開。動画では威嚇するように向かってくるヤギに対し、両手で冷静に角を掴み取って押さえつけている。しかし、後ろ足で立ち上がった強敵はとてつもなく大きい。
米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「UFC選手がヤギを相手に楽しそうなトレーニングを行った」と報道。「UFCフェザー級3位のロシア選手、ザビット・マゴメドシャリポフは、コロナウイルスの感染拡大によって練習相手を見つけることに苦労している。しかし幸運なことに、彼の機敏さと避けるスキルを向上させてくれる相手を見つけた。それはヤギである」と紹介した。さらにこう記している。
「彼は今までUFCで対戦した相手を破壊してきたが、このように角の生えた巨大な相手とは戦ったことはない。子供たちは家でこの練習をしないように」
マゴメドシャリポフの投稿には、ファンから「史上最強」「とてもナイスなトレーニングだ」「良い写真だ」「ヤギはリーチにアドバンテージがある」「これがロシアのトレーニングプログラムなのか」「最高の動けるコーチ」「あんたはクレイジーなやつだよ」「本物のヤギではないか!」とコメントが相次いでいる。鋭利な角で一発を食らえば大ダメージ必至だが、珍しい練習法に注目が集まっているようだ。
(THE ANSWER編集部)