【甦るラグビーW杯】「誰も見ていなくても信号待つ」 英BBC取材陣が触れた「愛すべき日本文化」を称賛
「誰も見ていなくても信号を待つ」「電車は1分遅れただけでも公に謝罪」
「みんな、横断歩道では緑の男の人(青信号)を待ち、裏路地でも誰も見ていなくても待っている。駅のホームの地面にはどこで電車を待つか書かれており、誰も押しのけて入ろうとする人はいない」
「電車は常に時間通りで、1分遅れただけでも公の謝罪のメッセージが入る。そして、室内ではジムであれ、靴を脱がなくてはならない。そして、プールでは帽子を被らなければいけない」
このように例を挙げ、交通ルールの厳守や電車の正確な運行など、日常生活にある独特の「ルール」に興味を示したようだった。44日間に及んだW杯。長期間、取材を行った「BBC」の取材陣も多くの日本文化に触れ、ピッチ上の盛り上がりのみならず、母国のファンに魅力をレポートしていた。
新型コロナの収束に向けて外出自粛が強く求められている昨今。命令や法律で縛られているわけではない。“見えないルール”をどれだけ守れるかが大切になっている。
(THE ANSWER編集部)