場外殴り合いの大乱闘 マクレガーの“ハビブ戦騒動”が再び紛糾「クレイジーだ」
総合格闘技団体「UFC」のスーパースター、コナー・マクレガー(アイルランド)。今年1月に1年3か月ぶりの復帰戦で勝利した男が、2年前に関わった騒動が米国で再注目されている。2018年10月の「UFC229」世界ライト級タイトルマッチで、王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)に挑戦。敗北した試合後、オクタゴン内外で両陣営による大乱闘が勃発した。大荒れのシーンを米メディアが公開すると「ハビブの方がおかしい」「とにかくマクレガーの負け」など、両者のファンは再び紛糾している。
2018年の試合後に生じた乱闘を米メディアが公開
総合格闘技団体「UFC」のスーパースター、コナー・マクレガー(アイルランド)。今年1月に1年3か月ぶりの復帰戦で勝利した男が、2年前に関わった騒動が米国で再注目されている。2018年10月の「UFC229」世界ライト級タイトルマッチで、王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)に挑戦。敗北した試合後、オクタゴン内外で両陣営による大乱闘が勃発した。大荒れのシーンを米メディアが公開すると「ハビブの方がおかしい」「とにかくマクレガーの負け」など、両者のファンは再び紛糾している。
後味の悪い戦いとなった。試合はパンチを顔面にまともに受けるなど、マクレガーが終始劣勢。4ラウンド一本負けとなったが、問題の大乱闘が起きたのはこの後だった。王座防衛したヌルマゴメドフが、怒りに任せてオクタゴンから相手陣営へ勢いよく飛びかかったのだ。
関係者はもみくちゃになって殴り合い、観客も「oh~!!!」と信じられない様子で声を上げるなど、場内は騒然。程なくして、金網の中でもう一つ乱闘の輪ができた。オクタゴンに残っていたマクレガーが敵陣営と口論をした後、ヌルマゴメドフのいとこで同じくUFC選手のアブバカル・ヌルマゴメドフ(ロシア)らと殴り合いを始めたのだった。
騒動が一段落すると、場内からはブーイングが浴びせられ、散々な幕切れとなったタイトルマッチ。米スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」公式ツイッターとインスタグラムは「大荒れしたハビブVSマクレガー」とつづり、実際のシーンを公開。コメント欄では両者のファンが当時を振り返って再び紛糾している。
「マクレガーの方が強いし、セカンドマッチでは勝つ」
「観客席にジャンピングしたハビブの方がおかしい」
「最も偉大な試合の一つ」
「コナーに襲いかかるハビブはクレイジー」
「とにかくマクレガーの負け」
「ハビブは真正のチンピラ」
「ベルトを剥奪すべき」
「ヤツは彼の父を侮辱したんだよ? アンプロフェッショナルだけど責められない」
「パンデミック収束したら、みんなこんな感じで家を飛び出すよ」
「マクレガーが彼をノックアウトしてくれることを願う。最も忌々しい試合だ」
この騒動で、マクレガーは6か月の出場停止と罰金5万ドル(約550万円)、ヌルマゴメドフは9か月の出場停止と罰金50万ドル(約5500万円)など厳しい処分が科せられている。大荒れとなった一戦は、ある意味ファンも忘れられない試合となっているようだ。
(THE ANSWER編集部)