【名珍場面特別編】こんな面白いPK見たことない!? “8秒遅れのゴール”に世界笑撃「これは罠?」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は17年10月に海外サッカーで起きた「笑撃の“8秒遅れのPKゴール”」。PK戦で一度はシュートが外れたはずなのに、GKが喜んでいる間にゴールネットを揺れるという仰天ゴールが発生。二度見必至の決定的瞬間を海外メディアが動画付きで紹介すると、世界が抱腹絶倒となった。
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―17年10月に世界を驚かせたPK戦
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は17年10月に海外サッカーで起きた「笑撃の“8秒遅れのPKゴール”」。PK戦で一度はシュートが外れたはずなのに、GKが喜んでいる間にゴールネットを揺れるという仰天ゴールが発生。二度見必至の決定的瞬間を海外メディアが動画付きで紹介すると、世界が抱腹絶倒となった。
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作り物のコントよりもおもしろい。なぜ、こんなゴールが生まれたのか。笑撃のPKシーンを紹介したのは、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」アジア版の公式インスタグラムだった。タイ在住の一般男性がフェイスブックに投稿した動画を引用した映像は、同国の試合は国内カップ戦の準決勝PK戦、バンコク・スポーツ・クラブとサトリ・アーントーンの模様だ。
バンコク・スポーツ・クラブの選手がキッカーに立ち、主審の笛とともに、狙いすまして左足を振り抜いた。サトリ・アーントーンGKの逆を突いたが、ボールはクロスバーに直撃。呆然とするキッカー、対照的に歓喜に沸いたGKは起き上がって大喜びで飛び跳ねながら、ペナルティエリアを飛び出し、仲間へ向かって感情を爆発させた。ところが――。ドラマは急展開を迎える。
クロスバーに当たったボールは高々と舞い上がっていた。そして、ボールはペナルティスポットに戻ってくるようにしてバウンド。しかし、だ。ボールにバックスピンがかかり、ゴールに向かって弾んだ。すでにGKはエリアを飛び出していた。キッカーもうつむき、視線を落としたまま気づいていない。そこから、2回、3回とバウンドし、ゴールに向かっていく。まさか――。
スタジアムに「オイ!」「オイ!」と異変を察知した声が響き渡る。すると、キッカーも気づき、思わずボールを指さす。なんとゴールラインを越えていったのだ。遅れて気づいたGKも慌てて戻ったが、間に合わず。一部始終を見守っていた審判は冷静に笛を吹き、ゴールを宣告。今度はキッカーが大喜び。天を仰ぎ、会心のゴールかのように両膝をつき、歓喜に酔いしれていた。
クロスバーを叩いてからゴールラインを割るまで、8秒かかっていた。“PK史上最遅”とみられるゴールに当然、GKは呆然。スタジアムは騒然とした空気に。その一部始終について、FOXスポーツアジア公式インスタグラムは「PKでは決して早すぎる祝福をしてはならない」と紹介すると、映像を見たファンに笑撃が広がっていた。
「プスカシュ賞ノミネートだ」「ひどいな」「不幸だけど、こいつは面白い」「すごくおバカ」「これは罠と言っていいのかな?」と声が続々と上がった。しかも、驚くべきことに、これは19-19で迎えた場面。権威ある英公共放送BBCは「万が一、PKを外してしまったとしよう。誰かこれ以上に滑稽なPKを見たことがあるかい?」と伝えるなど、海外メディアも大反響を呼んだ。
一瞬にして決着してしまうPK。Jリーグ、日本代表でも当然、多くある。しかし、最後まで何が起こるかわからない。サッカーの基本を、身につまされるゴールは今見ても面白い。
(THE ANSWER編集部)