レブロンはコロナ禍とどう向き合っている 一流の振る舞いをGMが絶賛「プロ中のプロ」
中断が続く米プロバスケットボール(NBA)、レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズは今、新型コロナウイルスとどう向き合っているのだろうか。思うような練習すらできない状況だが、他人をリスペクトし、常にチームのことを気にかける姿勢を、レイカーズのGMは「レブロンはプロ中のプロだ」と絶賛している。
中断続くNBA、レブロンが抱くシーズン再開への思いと周囲への思いやり
中断が続く米プロバスケットボール(NBA)、レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズは今、新型コロナウイルスとどう向き合っているのだろうか。思うような練習すらできない状況だが、他人をリスペクトし、常にチームのことを気にかける姿勢を、レイカーズのGMは「レブロンはプロ中のプロだ」と絶賛している。
収束の気配の見えない新型コロナ。そんな中でバスケ界のスーパースター、レブロンの今を伝えているのは米紙「USAトゥデー」だ。「レイカーズのレブロン・ジェームズは新型コロナウイルスの感染拡大の間、正しい見方を保とうとしている」と題した記事で特集している。
レブロンはWeb会議サービスの「Zoom」を使って、同紙の取材に対してこう語っている。
「もし俺たちにシーズンを終了する機会が与えられなかった場合、俺は区切りをつけることができるとは思えない」
記事ではこう、レブロンの心中を伝えた上で、競技だけにとどまらないレブロンの周囲への思いやりにも言及している。
「しかしレブロンは前向きなので、様々な見方をすることが出来ている。彼はNBAが再開することよりも、一般市民の健康の方がはるかに大事なことであると理解している。この感染拡大によって、中小企業やレストラン、ホテルで働いている人たちに対してどれほどの被害が出ているのかを気にしていた。そして、この1か月社会的距離が取られている生徒に対して、オンラインで授業を行っている教師の人たちへのリスペクトの気持ちも明かした」
レブロンは現在の情勢を鑑みて、NBAの再開よりも大事なことがあると理解しているという。