村上茉愛、女子初のゆか金 歴史的快挙に田中理恵さんも称賛「本当に素晴らしい」
体操の世界選手権(カナダ・モントリオール)は8日(日本時間9日)、種目別決勝が行われ、女子床運動で村上茉愛(日体大)が14.233点で優勝。日本勢の金メダルは54年ローマ大会で平均台で優勝した田中(現姓池田)敬子以来、63年ぶり2人目。床運動は史上初の快挙という歴史的快挙にロンドン五輪代表の田中理恵さんは「本当に素晴らしい」と称賛している。
体操界、五輪経験者も興奮、吉田沙保里「凄ーい 村上ちゃん!おめでとう」
体操の世界選手権(カナダ・モントリオール)は8日(日本時間9日)、種目別決勝が行われ、女子床運動で村上茉愛(日体大)が14.233点で優勝。日本勢の金メダルは54年ローマ大会で平均台で優勝した田中(現姓池田)敬子以来、63年ぶり2人目。床運動は史上初の快挙という歴史的快挙にロンドン五輪代表の田中理恵さんは「本当に素晴らしい」と称賛している。
村上は代名詞ともいえるH難度の大技「シリバス(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)」を決めるなど、圧巻の演技で14.233点をマーク。有力選手の棄権があったとはいえ、個人総合決勝で平均台で落下し、涙した雪辱を晴らした。
床で金メダルは日本女子史上初という快挙に五輪経験者も反応。ロンドン五輪代表の田中さんは「村上選手金メダル」とツイッターに投稿。「世界選手権の金メダルは、1954年の池田敬子選手(平均台)以来です!!」と紹介し、「本当に素晴らしい」と称賛した。この投稿に対し、女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里も「凄ーい 村上ちゃん!おめでとう」と祝福した。
また、新体操で五輪2度出場の畠山愛理さんも「茉愛ちゃん金メダル すごい!!おめでとう」と興奮した様子で投稿している。体操界、五輪経験者の先輩も反響を呼んだ女子体操界のエース。20年の東京五輪に向け、活躍が楽しみだ。