「1.7秒の衝撃」― 鬼肩捕手が“座ったままバズーカ”で二塁牽制死 超神技に騒然
連日、熱戦が繰り広げられている米大リーグのプレーオフ地区シリーズ。延長戦にもつれ込んだ熱戦で捕手が座ったままの二塁けん制を投じ、リプレー検証の末にアウトにする超ファインプレーが飛び出した。
インディアンス捕手が延長11回のピンチで「1.7秒バズーカ」炸裂→リプレー検証でアウトの超美技
連日、熱戦が繰り広げられている米大リーグのプレーオフ地区シリーズ。延長戦にもつれ込んだ熱戦で捕手が座ったままの二塁けん制を投じ、リプレー検証の末にアウトにする超ファインプレーが飛び出した。二塁送球は「1.7秒」をマーク。そんな驚愕のシーンを「MLB Replay」公式ツイッターが動画付きで紹介し、ファンに衝撃が広がっている。
全米が一瞬、あっけにとられた。まるでマンガの世界のような、仰天の“鬼肩”で「1.7秒バズーカ」を発動させたのは、インディアンスのヤン・ゴームズ捕手だ。
6日(日本時間7日)に行われた地区シリーズ第2戦、ヤンキース戦。同点のまま8-8で迎えた延長11回だった。サードの失策で招いた無死二塁のピンチ。勝負をかけたヤンキースは代走トレイエスを送り、打席には1番ガードナーが立った。その初球。右腕アレンの外角変化球に対し、ガードナーはバントの構えを見せた。しかし、外角に外れ、バットを引いた。次の瞬間だった。
ゴームズは二塁走者のリードが大きいと見て、けん制を試みた。しかし、ミットにボールが収まると、立ち上がる素振りを見せない。なんと、左膝を突いたまま投げたのだ。そして、バズーカのような送球はベースに入った遊撃手リンドーアにストライク送球。頭から滑り込んで戻ったトレイエスの背中にタッチされた。