フェデラー、苦しむ母国に1億円寄付 “男気”に海外感激「世界のお手本」「美しき心」
テニスのロジャー・フェデラー(スイス)が新型コロナウイルスに苦しむ母国スイスの家庭に対して、100万スイスフラン(約1億1000万円)の寄付を発表した。自身のSNSで声明を出すと、ファンからは称賛が集まっている。
基金を設立「形式にとらわれることなく助けなくてはいけない」
テニスのロジャー・フェデラー(スイス)が新型コロナウイルスに苦しむ母国スイスの家庭に対して、100万スイスフラン(約1億1000万円)の寄付を発表した。自身のSNSで声明を出すと、ファンからは称賛が集まっている。
世界的に拡大する新型コロナ禍。フェデラーの母国スイスでも感染者が爆発的に増大しているという。母国の危機にグランドスラム通算20勝を誇る王者が動いた。SNSにこう記し、支援を約束した。
「我々は苦しんでいる家族を速やかに、そして形式にとらわれることなく助けなくてはいけない。ミルカと僕は新たに“苦しんでいる家族のための基金”をスイスに設立した。これは我々の基金の信頼おけるパートナーであり、長年にわたって困っている人々を援助してきた実績のある、Winterhilfeによって運営される。あす3月26日から、食料品を買う商品券や子供のケアなどで寄与できることになりました」
また米CNNなどによると、フェデラーは100万スイスフランを寄付することも決めたという。こうしたフェデラーの行動に対して、ファンはSNSのコメント欄で称賛を送っている。
「あなたとあなたの家族は、この世界にとってのプレゼント」
「あなたのファンになってよかった。世界のお手本」
「素晴らしい」
「とても人間らしくてやさしい。本当に好き」
「愛をありがとう。美しき心」
「ありがとう。あなたも健康でいてください」
「ブラボー・ロジャー。尊敬する」
「世界のプレジデント」
かねてから人間性も称賛され続けるフェデラー。各界のアスリートも続々と支援に動いているが、テニス界の生けるレジェンドも苦難にあえぐ母国に一肌脱ぐことになった。
(THE ANSWER編集部)