「日本人は最後まで戦うでしょう」 東京五輪、開催可否の議論に名将エディー氏が持論
昨秋W杯の台風被害の際には関係者の尽力で開催へ
昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会では台風被害もあった。当時の対応を引き合いに出して、こうも語っている。
「少なくともスタジアムには85人のスタッフが泊まり込みをしていましたね……、スタジアムの準備が整うよう働き続けていました。日本は運に任せて(南アフリカとの)準々決勝を始めたのではなく、その権利を得るために働きました。
だからこそ、日本人は五輪をやってのけるために最後まで戦うでしょう。2015年の南アフリカ戦、19年のスコットランド戦が証明するように、名誉が社会の下地となった時、日本人はあっと驚くことを可能にするでしょう」
簡単に延期や中止の決断を下すのは、日本人の考えには反すること――。エディー氏の目にはそう映っているようだ。
(THE ANSWER編集部)