「やらなきゃいけない」 23歳外野手が大一番で見せた“決死のキャッチ”に米唖然
米大リーグでフェンスに激突しながらスーパーキャッチを繰り出した中堅手が出現。これぞメジャーというプレーに、MLB公式サイトが「アメージングキャッチ」として動画を紹介すると、敵地メディアから「センセーショナル」と評されるなど、全米に強烈なインパクトを残した。
ツインズのバクストンがセンターへの大飛球をフェンスに激突しながら捕球
米大リーグでフェンスに激突しながらスーパーキャッチを繰り出した中堅手が出現。これぞメジャーというプレーに、MLB公式サイトが「アメージングキャッチ」として動画を紹介すると、敵地メディアから「センセーショナル」と評されるなど、全米に強烈なインパクトを残した。
無駄のない背走から、決死のジャンピングキャッチを披露したのは、ツインズのバイロン・バクストン外野手だ。
3日(日本時間4日)に行われたアメリカンリーグのワイルドカードゲーム敵地ヤンキース戦。3-3で迎えた2回1死、打者トッド・フレージャーが弾き返した大飛球がセンターを襲った。これに反応したのが23歳の若手有望株だ。打球の落下点を目指して素早く背走。そして、ウォーニングトラックを過ぎたところで体を入れ替えて迷わずにジャンプしてフライに飛びついた。左手のグラブでしっかり捕球すると、勢い余って“大の字”のような体勢でフェンスに衝突。それでもボールを離すことなく、見事にアウトをもぎ取った。
グラウンドに落下した衝撃でしばらく起き上がれなかったが、「キャッチしたぞ」とばかりに倒れたままボールの入ったグラブを突き上げてアピール。これには球場全体が大きなため息に包まれ、逆にマウンド上のアービン・サンタナ投手は両手を上げて手を叩き、バクストンの好守に敬意を表した。