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「勝者の文化を根付かせる」 マーリンズ新オーナー・ジーター氏の“所信表明”に脚光

メジャーを代表するスーパースターとしてスタジアムを沸かせてきた男は、オーナーとしてチームづくりについて語ったが、マイアミのファンに対しても“所信表明”を行い、注目を集めている。

高校時代に初めて訪れたマイアミの地 「すべてが新鮮でエキサイティングだった」

 米大リーグのマーリンズを買収し、新オーナーとなった元ヤンキース主将のデレク・ジーター氏が3日(日本時間4日)、本拠地マーリンズパークで記者会見を行った。メジャーを代表するスーパースターとしてスタジアムを沸かせてきた男は、オーナーとしてチームづくりについて語ったが、マイアミのファンに対しても“所信表明”を行い、注目を集めている。

「レジェンド」から今後苦楽をともにする大切なファンへのメッセージが、自身が運営するウェブサイト「プレイヤーズ・トリビューン」で公開された。

 ジーターが初めてマイアミを訪れたのは、高校時代の17歳の時。ニュージャージー州ペカノック出身の彼にとって「生まれてから訪れた土地としては最も遠いところだった」が、その際にかけられた「Welcome to Miami. Bienvenidos a Miami(ようこそ、マイアミへ)」という言葉が脳裏に焼き付いているという。

「スペイン語の響きが新鮮だっただけじゃない。マイアミのすべてが自分にとって新鮮でエキサイティングなものであった。実際に何をしたか、どこに行ったのか、といった記憶ははっきりとは思い出せないんだけど、今日まで、どう感じたのかはいまだに覚えている。音楽、天気、ダイバーシティ…マイアミという街がどのように息をしていたのか、ということは忘れられない」

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