NBAが球宴に新方式導入 主将が選手指名の“エンターテインメント・チーム”結成
米プロバスケットボールリーグのNBAは3日(日本時間4日)、オールスターゲームのフォーマット改訂を発表した。
ファン、選手、メディアの投票で24人を選び、最多得票の主将がメンバーをセレクト
米プロバスケットボールリーグのNBAは3日(日本時間4日)、オールスターゲームのフォーマット改訂を発表した。これまではイースタン・カンファレンス、ウエスタン・カンファレンスと東西に分かれて投票で先発5人が選ばれ、ヘッドコーチ投票でリザーブメンバーを選出していたが、来年2月18日(同19日)に行われるロサンゼルス大会では、東西の最多得票選手がキャプテンとなり、出場権を得た選手を指名する方式を導入するという。
NBAオールスターは、1951年に第1回が行われ、以降ロックアウトのため中止となった1999年を除いて、毎年“年に一度の祭典”として開催されてきた。1974-75シーズンからファン投票制が導入されたが、昨季は投票システムを一部変更。試合の重要な構成要素である選手とメディアを含む投票プラットフォームを拡張し、ファンが全体の50%、全現役選手と投票権を持つメディアがそれぞれ25%の配分に設定された。
そして、10月17日(日本時間18日)に開幕する2017-18シーズンには、さらなる改革に着手。ファン、選手、メディアの投票で全24選手を選んだのち、各カンファレンスで最多得票を得た選手がキャプテンとなり、所属地区に関係なく選手をセレクトしてオリジナルのチームを作っていく形となる(ヘッドコーチ選出に変更はなく、各カンファレンス最高勝率が対象)。