バット投げにはユーモアを… 前田健太“すっぽ抜け”に次打者の珍行動が米笑撃
米大リーグのドジャース・前田健太投手が1日(日本時間2日)、まさかの“バット投げ”の珍事を演じた。さらにMLBの動画紹介サイト「Cut4」が動画付きで紹介するなど、米国で話題を呼んでいる。
前田が打席でバットすっぽ抜け…拾った次打者、滑り止めスプレー噴射のユーモア炸裂
米大リーグのドジャース・前田健太投手が1日(日本時間2日)、まさかの“バット投げ”の珍事を演じた。さらにMLBの動画紹介サイト「Cut4」が動画付きで紹介するなど、米国で話題を呼んでいる。
まさかの場面だった。前田がマウンドではなく、打席で“大暴れ”した。5-0とリードして迎えた5回2死満塁の好機。投手とはいえ、絶好の場面で力が入る場面。ましてメジャーデビュー戦で本塁打を放った打棒を誇る右腕なら、なおさらだ。そして、相手右腕オバーグの2球目をフルスイング。空振りに終わった次の瞬間だった。
振り切ったバットが白い手袋をはめた両手からすっぽ抜け、宙を舞って後方へ。そのままバックネットを直撃して地面を転がった。ところが、そんなアクシデントも笑いに変えるのが、メジャーだ。転がったバットを拾い上げたのは次打者のアトリー。取りに来た前田に直接、手渡すのかと思いきや、足元から滑り止めスプレーを拾い、グリップに入念に吹きかけた。
「もう離すなよ」というメッセージが込められたバットをもらい、前田はようやく打席に戻った。粋なシーンを「Cut4」が公式ツイッターに動画付きで紹介。前田の豪快なスイングとアトリーのユーモアに反響を呼んでいた。
この打席こそ遊ゴロに終わった前田だが、4回から3番手で救援し、2回2安打無失点の力投で13勝目が転がり込んだ。今季最終戦で投打で見せ場を演じた右腕。プレーオフではマウンドで力の入った投球を期待したい。