露ジュニアペアの“超飛距離スロージャンプ”に世界女王ら衝撃「ただ信じられない」
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は4日(日本時間5日)、ペアのフリーが行われ、アポリナリア・パンフィロワ、ドミトリー・リロフ組(ロシア)が122.25点、合計195.96点で優勝した。ジュニアグランプリ(GP)ファイナル、ユース五輪に続く3冠達成したが、今大会で演じた驚異のスロージャンプが話題に。凄まじい飛距離で演じた3回転ループを国際スケート連盟(ISU)が動画付きで公開すると、世界選手権女王のメーガン・デュハメル(カナダ)が絶賛し、反響が広がっている。
パンフィロワ、リロフ組が演じた“スロー3回転ループ”にデュハメルら驚き
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は4日(日本時間5日)、ペアのフリーが行われ、アポリナリア・パンフィロワ、ドミトリー・リロフ組(ロシア)が122.25点、合計195.96点で優勝した。ジュニアグランプリ(GP)ファイナル、ユース五輪に続く3冠達成したが、今大会で演じた驚異のスロージャンプが話題に。凄まじい飛距離で演じた3回転ループを国際スケート連盟(ISU)が動画付きで公開すると、世界選手権女王のメーガン・デュハメル(カナダ)が絶賛し、反響が広がっている。
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ロシアの逸材はペアにもいる。4日に行われたフリーの演技序盤だ。2人で呼吸を合わせ、助走をつけるパンフィロワとリロフ。リロフが腰を持ち、パンフィロワが勢い良く踏み切ると高く、そして遠くへ、跳んだ。とてつもない飛距離を出し、綺麗に着氷。圧巻のスロー3回転ループで会場の観衆の度肝を抜いた。
122.25点、合計195.96点を叩き出し、見事に今季3冠を達成したロシアカップル。ISU公式ツイッターは「なんて質のスローだ!」と興奮気味に実際のジャンプを動画付きで公開すると、これに反応したのがペアの15、16年世界選手権女王で18年北京五輪団体金メダリストのデュハメルだった。
自身のツイッターで「このスローがただ信じられない。そして、この着氷よ!」と絶賛。これには女子の18年世界選手権女王ケイトリン・オズモンド(カナダ)が「WOW」と驚きの声を上げれば、男子の06年トリノ五輪銅メダリストのジェフリー・バトル(カナダ)も「凄い! これより良いものなんてない」と称賛した。
また、海外ファンからも「ちょっと待って、何これ?」「完璧だ」「信じられないよ」「着氷までにすごい高さがあったのに」「限界突破の素晴らしさ」との声が上がっていた。日本のペアの競技力は発展途上にあるが、17歳のパンフィロワと19歳のリロフは「パンリロ」の愛称で日本人ファンの間で知られた存在。順調にいけば、22年北京五輪でも有力候補のカップルとして注目を浴びることになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)